不動産売却の専門家

不動産の売却について専門家などに相談する

不動産を売却する過程において、多くの場合いろいろと相談したいことが出て来ます。その際は、専門家などに相談するのがおすすめです。
まず、「査定についての相談」。
不動産を売却する前には、査定を受ける必要があります。基本的な流れは、「簡易査定を複数の業者に受けてその中からピックアップし、訪問査定を受ける」となります。
訪問査定では、直接担当者と顔を合わせるので、不明点などがあれば相談しましょう。
次に、「諸経費についての相談」。 売却には、「仲介手数料」や「一括繰り上げ返済手数料」などの諸経費がかかります。これらについても、担当者が一覧表を作ってくれるので、手続きの方法などで分からないことは相談しましょう。
そして、「税金についての相談」。
売却すると、確定申告を行わなければなりません。これは自分でやることもできますが、いろいろと添付書類が必要だったりするので、素人には困難な作業です。
専門家である税理士に相談するのがベストです。

不動産の売却にはローン返済が必要です

不動産を売却するためには、ローン返済がほぼ必須となります。なぜなら、ローンが残っている場合、抵当権がついたままになっているからです。
抵当権がついている不動産を売却してはいけないという法律はありませんが、現実問題として、いつ強制売却をされてしまうかもわからないような物件を買いたいという人はいないでしょう。
先にローン返済をしてしまうことができるならそれが一番良いのですが、ローンがまだ残っていても、不動産を売却したお金でローン返済ができるのなら、それでも売ることができます。
例えば、ローン残高が2000万円だとして、不動産が2500万円で売れたなら、ローンを完済して抵当権を解除することができ、さらに500万円が手元に残ります。
例外的に、ローンを完済できないような物件でも、任意売却という方法をとることで、売却ができることがあります。
しかし、任意売却をするためにはローンを3ヶ月以上延滞しなければならないので、ブラックリストにのってしまうというデメリットがあります。